平素は大変お世話になっております。pure g threeの残念な方担当のkariです。
久しぶりにバンド練習をしてきました。群馬から東京へ。電車移動ということで、荷物が若干気になってしまいます。少し前までは、エフェクターは小さな鞄サイズに抑えてたのですが。
自分の中だけですが、エフェクターと部屋のフィギュアは似ています。1つ増やすと堰を切ったように増えていく、そんなところが。
そんなわけで。以下、フィクションのお話。
久しぶりにゲームセンターをうろうろしておりました。いやはや、最近の景品は出来が良くて。どれもゲーム筐体の前に立ち止まらさせる魅力があります。
さて、ここで一勝負。今日の帰りは寂しい助手席に華をそえる、そんな意気込みで。
100円、また100円。たまに500円。ただ吊り上げるだけでない最近のクレーンゲーム。水揚げされたカニのように弱々しく、景品は微動だにせず。
小銭を握る手が脂っぽく、動きを凝視するためガラス面に顔を貼りつけ。気がつけば筐体に白っぽい人拓のようなものが。
「どうやらここまでのようだ・・・海未ちゃん・・・」そんな言葉を呟き出口に向かうわけです。
「お待ちください。お客様」
店員さんの声。まさか一部始終を見て、情けのサービス設定でコンティニューですか?
「すいません。あのクレーンゲーム機。脂でベトベトなんですよね。拭いてくれません?」
これは面倒・・・いや、参りました。何とか穏便に済ませたいものです。
「拭いてもらいたいのは私のこの涙です」
「はあ?」
「そしてあれは脂ではありません。私の情熱の残りです。いつしか自然と薄れ行くものでしょう」
「何言ってるんですか?ゲーム機は拭けないけど、ほらは吹けるとか?」
「フイタwww」まさかの上手い返しにこう言ってしまったわけで。
帰る車の中、何の変わりなく空いてる助手席をみて、「なるほど、アイドルを応援するとはこういうことか・・・」と。
決して自分のものにはならないということ。
ラブライブでは海未ちゃんも良いけど、真姫ちゃんが好きなkariでした。